オンラインとリアル(対面)には“柔軟性”と“空間体験の濃さ”というバランスの違いがありますが、オンラインでも映像・音・光を最適化すれば、対面に匹敵する没入感を届けられる、とオンラインの学校を運営しながら思っています。
この記事では ①各形態のメリット/デメリット、②オンライン指導に必要な機材・環境チェックリスト、③YouTube解説動画を見ていただくことができます。
オンラインヨガのメリット
- 場所と時間の自由度が最大
受講者は自宅・出張先・海外でも受講可。移動コストゼロはとくに子育て世帯や多忙層に強い訴求力があります。 - レッスン料金を抑えやすい
スタジオ固定費が不要なぶん単価を下げても利益率を確保しやすい。 - グローバル展開が即日可能
Zoom・YouTube Live なら海外ファンも一括で取り込める。多言語字幕を付ければ市場が桁違いに広がります。 - 録画&分析が簡単
アーカイブ動画を販売したり、再生回数・視聴維持率から指導改善ポイントを数値で把握できる。
デメリット
- フォームの細部をチェックしにくい
カメラアングル次第で受講者の膝や背骨が見切れることも。誤ったポーズの放置はケガリスクを高める。 - ネット環境の影響を受ける
ラグや音ズレは没入感を削ぎ、クレーム原因になりやすい。 - コミュニティ形成が弱め
画面越しでは受講者同士の雑談・一体感が生まれにくく、継続率に影響する可能性。
リアル(スタジオ)ヨガのメリット
- アジャストメントが可能
触覚フィードバックにより学習効率が高い。とくに初心者の安全確保に直結。 - 濃いコミュニティと没入感
同期の仲間・非日常空間がモチベーションを底上げする。 - 即時・立体的な指導
呼吸音・表情・体温まで感じ取れるため、パーソナライズが容易。
デメリット
- 移動・準備コストが高い
受講者は“行く・着替える・帰る”に平均60〜90分を費やすという調査も。 - 固定費が重い
家賃・光熱費・備品の維持で利益率が下がりやすい。季節要因で稼働率が変動。 - 定員制限
広さに比例して収容人数が決まるため、売上の上限が見えやすい。
オンライン指導に必須の機材・環境チェックリスト
カテゴリ | 推奨仕様 | 補足 |
---|---|---|
カメラ | 1080p 30fps 以上のWebカメラ or スマホ | マット全体+上半身の表情が映る画角を確保。 |
マイク | ワイヤレスピンマイク or 高性能内蔵マイク | 動作中も音割れしにくいモデルを。 |
照明 | 直径25cm 以上のリングライト+自然光 | 色温度調整できるLEDがベター。 |
三脚・スタンド | 高さ150cm 程度、俯瞰撮影対応 | 角度調整でマット全景をカバー。 |
通信回線 | 上り下りとも20Mbps 以上(有線推奨) | 回線速度が足りないと画質自動ダウン。 |
配信用ソフト | Zoom, OBS, StreamYard など | OBSでロゴやテロップを合成するとブランド感UP。 |
環境 | 背景は無地 or カーテン、反響を抑えるラグ | 背景ノイズはライトと同じくらい印象を左右。 |
ヨガレッスン リアル派 対 オンライン派
解説YOUTUBE撮ってみました!ヨガインストラクターリアルの声はこちらから
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