ヨガで高額商品を作るということについて

私たちヨガインストラクタを続ける上で最短ルートはないなぁ、、、って思います。

ただし、お金を稼ぐだけなら最短ルートはあります。

例えば柔軟性だけに特化する。
とはいえ、本当にどうしたら柔らかくなるのかという再現性を持って、いろんな人の特性に合わせて教え方を変えられる先生は少ないです。

例えばダイエットに特化する。
これも、人それぞれの特性に合わせてメニューを変え、アドバイスをできる人はどれだけいるでしょうか?

一つの道さえ、本当は時間をかけて、そしていろんな人との出会いの中で、成長していきます。

一つの道に慣れるより、一つの道をさらにもっと深く学ぶより早く、高額でヨガのプログラムを売ることは、マーケティング的には出来る。

けれど、本当にそれが自分のためなるのかというと、自分の信頼も人の信頼も失う行為のように感じます。

時間をかけてコツコツと、一生懸命学んだ先、お客様と二人三脚で沢山体験した先に、やっと見えてくるものがある。

その時に、本当に感謝が溢れます。

私は今でも高額商品を持っていません。
学校は高額、って思われるかもしれませんが、時間で割ったら、時間1人あたり1500円にもなりません。。。
それでも十分に豊かだと感じています。

私ができることを伝えられるって途方もなく有難い体験です。

いずれ通る道を、早歩きはしなくていい。
自分に必要なものは何かを見極めて、コツコツを積み重ねる。

私はそういうコツコツした、成果の見えにくい、けれども本当の輝きがそこにあるそういう部分に光が当てたい。

土台を踏み外さずに、ヨガも瞑想も哲学と全部深めながら、マーケティングも一緒に学べる学校が私たちの学校です。